衛検済マークは、安全のしるし
特に、食生活に関するプラスチック製品は、食品と直接触れるため、その安全性が重視されます。
プラスチック製日用品メーカーが集まってできた当組合では、厚生労働省の食品衛生法に基づいた自主規格基準を制定し、プラスチック日用品の衛生面の安全性確保に努めています。
当組合では、プラスチック成形品に含まれる物質が内容食品または接触食品に移行して人体に影響を与える可能性のないことを確認するためこのようなことを実施しています。
- 安全を確認されたプラスチック原材料と制限(条件)添加剤の正しい使用を申請確認
- 成形品の衛生試験を第三者検査機関である(財)化学研究評価機構高分子試験・評価センターで自主基準に基づき試験
- 成形品メーカーに対して、製品に〈衛検済〉マークを貼付するに際し、製造工程における品質の維持管理体制の確立を義務付けている。
当組合が設定する自主規格基準は、世界各国の基準に比べ高水準となっています。
例えば、ポリカーボネート食器・容器から溶出すると言われている内分泌かく乱物質ビスフェノールAは、厚生労働省の基準(材質基準:500μg/g以下、溶出基準:2.5μg/ml以下)を充分にクリアしています。
さらに当組合では、プラスチック日用品業界全体の自主規格基準の徹底を図るため、高分子試験・評価センターに市場買上げ・規格試験を委託し、年に一度は試買テストを行っています。
追跡調査をすることによって当組合では、表示マークの信頼性を確保しています。